インタビュー

interview

〜第二回〜

映像専門学校「UTB映像アカデミー」
教育指導責任者/プロデューサー

松澤和行さん

プラネアールスタジオについて 2/2

廃墟風の背景も古民家もプラネアールなら手軽に撮れる

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笹塚Aスタジオはコンクリートの打ちっぱなしが印象的ですね。見た目よりも広く撮れるように作られているので撮影がしやすいです。ビジュアル系のPV撮影でよく使っています。
中庭もビジュアル系によく合いますね。ボーカルがここで歌いながら泣き崩れるようなイメージというか。空抜けから一気に撮れるのがいいんですよ。

別会社のスタジオの話で、車で2時間かけて似たような雰囲気の廃工場での撮影がありました。しかし、電気も水道もないし、雨が降ったら中止にしなければならない大変なところでしたね。わざわざ遠くまで行かずに、笹塚Aスタジオでも撮れたのでは? と思いました(笑)

最近は古民家系の撮影で、住んでいる家をスタジオとして貸している場合のトラブルをよく耳にしますね。
どこのスタジオにいっても原状復旧には努めますが、個人の家だとかなり気を使います。「タンスの位置が10センチ違う!」といった、細かいクレームを受けることも。(笑)
スタジオ使用料とは別に、エアコン使用料として2万円も追加請求されたこともありました。そんな意図しない問題が起きてしまうこともあります。

たしかに「実際に人が暮らしている」というところで撮りたくはなります。でも、プラネアールの江古田1、2スタジオや青梅スタジオなど雰囲気がある古民家スタジオを使ったほうが、時間がタイトな映像制作現場としては円滑だと思います。

これから映像業界を目指す学生たちへ

ハリウッドで活躍する日本人を育てる


世間では「若者のテレビ離れ」や「音楽不況」などといわれていますが、エンターテイメント全般でいえば人手はまったく足りていないのが実状です。放送局でもWEB用の映像を作らなければならないし、映像を使ったインターネット広告はかなり盛り上がってきています。

UTBはハリウッドにある日本語放送局が元となって設立された学校ですが、将来的にはハリウッドで活躍できる人材を育成していこうと動いています。実際にMA(音声編集)の分野で日本人が活躍できるルートを構築できました。まだまだ入り込めそうな分野がたくさんあるんです。細かい作業に秀でる日本人の長所を存分に使い、メジャー進出を目指すのは遠い道のりではないと考えています。スターウォーズのクレジットに卒業生の名前があるようなところまで押し上げていきたいと思っています。

撮影スタジオ プラネアールでは、映像制作に取り組む各種学校の学生を対象に「サツイク」という制度を展開しております。
その内容は、プラネアールスタジオが50%オフの料金で利用できるだけでなく、プロと同様にロケハンの相談やスタジオマンのサポートを受けることができます。また「サツイク」対象でない学生についても20%オフの料金で同様のサービスを受けることができます。
真剣にプロを目指す学生をバックアップするサービスとなっております。テレビや映画などで、実は毎日のように目にしているプラネアールのスタジオで腕を磨いてみてはいかがでしょうか?

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